Kaffe and Kuchen

ヨーロッパ、ドイツからお届け。

ドイツのバレエレッスンから学ぶこと

 

こんにちは。

子供が、バレエを習いはじめて3ヶ月経ちました。最初は恥ずかしがっていた子も、2回目、3回目から恥ずかしさが消えていくのがわかります。

 

最初の15分くらいが、お話しながらのストレッチ、そして部屋の真ん中に出て、音楽に合わせて身体を動かしています。

音楽を聴いて自由に動き、先生が音楽を止めると子供達もそれに合わせて動きをぴったりその場で止めます。

 

ここで思ったのは、レッスンでは

・先生の話を聞く→知らない間にストレッチができている。

・音楽が鳴ったら止まる→音楽を聴いて、身体がそれに合わせて止まれるようになる。

 

という事。

昔、高校時代にデッサンを学んでいる時、絵を描くときには、途中でも良いからいつでも渡せるようにと習いました。

 

これはバレエのレッスンでもあるように、

「まずはとりあえずバレリーナになったつもりで自由に動いてみる」

そして、楽しいな!ということを全身と五感で感じる。

そして、想像力を働かせて、

バレリーナになったらこんな感じかなあ!」

とイメージトレーニングをするところが

とても大切なんだなあと思います。

 

教育は、毎日の積み重ねで、下から積み上げるていくのも一つの方法です。

しかし、「こんなふうになりたい!」、「あそこへ行くんだ!」というモチベーションは、継続して行く上でも大変重要だなぁと思います。

そのあとは、リズミカルな音楽での練習。

シャッセ、シャッセとウォーミングアップします。子供達は喜んで身体を動かして行きます。

 

そして、8回ジャンプしたら座る、というような短い振り付けを先生が教えます。

 

バレエの楽しさ、絵を描く楽しさ、何かを目指す楽しさを、感じられる経験をすると、練習も楽しくなりますね。

 

皆さんの目標到達にも活かして見て下さい。